その日は、二人で明日みんなに渡す運動会のハチマキの図案を考えているところだった。
吉澤えり子は、作業の手を止めて、身を乗り出して聞いてきた。
「ねぇ。カズト君は付き合っている子いる?」
「いねぇよ。そんなの」
オレは、シャーペンをカチャカチャと振りながら答えた。
吉澤えり子は、作業の手を止めて、身を乗り出して聞いてきた。
「ねぇ。カズト君は付き合っている子いる?」
「いねぇよ。そんなの」
オレは、シャーペンをカチャカチャと振りながら答えた。

