「しかし、あれだね……。

トオル君だっけ?

彼のあの技は……一体、どこで習ったんだろうね。

空手とも柔道とも違っていた……。

あれは確実に相手の急所を捕え、人を殺傷する事を目的とした技だった……。

さすがに僕も背筋が凍ったよ。

もし、彼が手加減しなければ、カズトはあの世送りだったかもしれないね」