「YESと言ってくれないか、ハルナ?」

トオル君は私の頬を撫でながら、顔を近づける。

「キスしてもいい?」

トオル君は私の頬に自分の頬をすり寄せ、私がうなずくのを待つかのようにゆっくりと首筋に頬をうずめて待っている。

「……うん」

トオル君は顔を上げ私をじっと見つめると、頬を両手で包み込み、ためらいがちに唇を重ねる。

何ヶ月振りかのトオル君のキス……

私は静かに目を瞑り、川のせせらぎを聞いた……。