昨日の晴天とはうって変わって町は雨に煙っていた。

ホテルから出たオレ達は車に乗り込むと帰路を辿る。


オレは昨日、ハルナから取り返したサングラスをかけ、忙しなく動くワイパーの先に目を凝らす。

「ハルナ、体は大丈夫か?」

ハルナは一瞬躊躇しながら、恥ずかしそうに小さく頷く。