「主人のところに行かなくちゃ」


嗚咽するおばさんの声を聞いて、はっとする。


「おばさん!私がかずにぃに知らせてくる!

だから、おばさんは早く病院に行って!」


とっさに出た言葉だった。

ああ。

しまった。

言っちゃった……。

後悔したときにはもう遅くて……


「春名ちゃん。ありがとう。ごめんなさい。お願いできるかしら」


おばさんはまた泣き出した。