フラワーガーデン

「何、アホ面してんだよ」

笑いながら北尾をどけて、北尾の目線の先を見ると、真っ白なコートを着たハルナがドアの前で、手に白い息を吹きかけながら立っていた。

「ハルナ!!」

慌ててハルナの元に駆け寄る。

「お前、いつからここにいたんだよ!手、冷えてるじゃないか!!

来週末会う約束だったろ?」

「来週末は、バイトが入るから今日試験のお手伝いが終った後に会おうって……かずにぃが……」