「冬夜君は部活でしょ?
美愛は先に宿題終わらせてしまいなさいね」

「はーい」

私は返事をして部屋に入った。

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少し経って私がママのお手伝いをしていると冬夜が帰って来た。

「ただい…あ、玲さん。こんばんは。
いつもありがとうございます」

「冬夜君。いいえ、こっちこそいつも美愛をありがとう。部活お疲れ様!」

ママがにこっと笑ってそう言う。

「汗かいたんじゃない?
お風呂湧いてるから入って来たらどう?ご飯もまだできてないから…」

「あ、じゃあそうします」

冬夜はそう言うと一度部屋に帰ってお風呂場に向かった。