やっぱり恥ずかしい…

「そっか…。
まあおめでとう。ほんとすごい根性ねー冬夜」

「まあな」

ま、まあなって…

「見逃しちゃったわねー私たち。
もっと早く帰ればよかったかな〜」

美樹さんがそう言ってうんうん頷く。

「あ、お土産もあるからわけるね〜!
えっと、これは美愛ちゃんで…」

それからしばらく世界の珍しい品々に目を輝かせた。