続 鉄の女には深い愛情を

ヒューヒュー!!


きゃーー素敵〜!!


映画みたぁーい!!


キレイなラブシーン!!


ああ〜俺も安藤さん抱き上げて
チューしてぇー!!


安藤さん可愛すぎー!!


井上くんに守られたいー!!


超カッコイイ〜!!!!



朦朧としてた意識も
ギャラリーの騒がしさで
一気に目覚めた天。



構わずキスを続けようとする俺の口に
手を当ててガバッと起き上がって周りを見渡した。



「ぎゃーーー!!
ちょっと!健夫!!!
なんなのこれー?!
みんなに見られてるじゃない!!」



あまりの恥ずかしさに身体中真っ赤に染めて俺の胸に顔を押し当てて隠れようとした




天



なんなのお前は



どうしてそんなにカワイイの



俺の胸キュンポイント抑えすぎ!



笠原が手錠をかけられたくらいから
人が集まり始め
今では人集りになっていた。



アニキ達は念のために天を
正人さんの病院へ搬送した方がいいと言って救急車を呼びに出ていて



俺は気を失った天を抱き上げて
ここで待っていて…
そして天は俺の腕の中で意識を取り戻した。



俺は天との仲を周りの奴らに見せつけたいし、天をいつでも胸の中に閉じ込めておきてぇのにな…


天は照れ屋だからこんな
ラブラブなイチャイチャシーンを
大勢に見られたんだからそりゃそうなるわな(笑)



「穴があったら入りたい……
どうしてあそこで私意識もどっちゃったんだろう…
今からでもまた気絶したいー」



俺の胸に顔を擦りよせたまま
下を向いて目をギュッと閉じて
囁いた。



かわいすぎる!!



俺マジキュン死にしそう。



これ以上俺をときめかせて
お前はどうするつもりなんだ



「天…大丈夫だ。
寧ろ見せつけてやった方がお前に変な虫がつかなくてすむってもんだ。
お前は超絶にカワイイから
またどこかであんなキチガイ変態クソ野郎が生まれるかもしれない。
それに俺はお前みたいに出来た奴じゃねぇから、毎日毎日お前の事を見る野郎の目にもはらわた煮えくりかえってたとこだ…(笑)」



と言って、ニカッと笑った



はたまたギャラリーが煩い


きゃーー〜!!

井上くん素敵ー!!

安藤さん羨ましいー!

てか、いや!私に笑いかけて!!

俺も安藤さんにあんな顔させたい!

安藤さん本当美しい〜!!





本当いつも思うけど本当ウルセーな


しかも、天は俺のもんだ!


はぁ、俺も重症だな……


天の名前を俺以外の男が口に出すだけで
腹立ってるし。


アニキにだって、すげぇ妬いてるし。


正人さんにも妬いてる。


どんだけ天が好きなんだろうか



ピーポーピーポー


ピーポーピーポー



おっ、きたきた



「天、もう大丈夫だ。
救急車がついた。
スタンガンくらってるのもあるし
首の傷も
一度見てもらっておいた方がいい」




救急隊員がストレッチャーを持って
こっちに走ってきた。