狂ってしまいたい


はっと起きた時には夜だった

おなかすいた

でも食欲はでない

もらった薬を飲むと

また眠たくなった

何の効果もない

意識がもうろうとして

吐き気がこみあげた

あさになった

フローリングの部屋に

横たわっていた


沢山の薬が部屋中に散乱して

その時に思った

あたしにはもうなにも失うものはない


死んでしまおう

次の日から

真っ先に家を出て
あたかもリストラを受けた
サラリーマンみたいに

家族に学校に行くように見せかけて

街を歩いた

その時の気分は思った以上に明るく

足取りもかるかった