ー次の日ー
貴「いってらっしゃい!気をつけてね!」
母&父「いってきます!戸締りとか気をつけてね!あと、落ち着いたら向こうに呼ぶから!じゃあねぇー!」 ……………
ん?向こうに呼ぶから?…………まてまて、私は残念ながら英語は話せないぞ?とゆーか、学校のテストも英語だけ単位落としそーなんだけど⁈ まぁ、冗談だろう笑さっ!ふゆ君起こさないとね
in theマイルーム
貴「ふゆ君ふゆ君、そろそろ起きて?
朝ごはんもできるし、一緒に食べよう?」 ムムム 起きませんなー
ならば…………ギュムーーー←そうです笑抱きしめ固めですね おっ?起きたかな?
貴「おはよう!ふゆ君、顔洗ってご飯食べようか?」
冬「………………」コクリ
貴「じゃあ、行こっか!」 二人で仲良く洗面所まで行きました笑
貴「では、いただきます!」ぺこり

ー食事後ー
貴「ふゆ君なにかしたいことでもある?」
冬「………」フルフル あらら、困ったな↓ うーん、なんかないかな?
あっ!
貴「ふゆ君ふゆ君!本とか好き?ゲームでもいいけど、何か読みたい本とかない?」 実は、我が家のもう一つの部屋には壁一面に本がびっしりなのです笑いろいろあるし、ふゆ君でも読めるのがあるはず!
貴「ふゆ君一緒に本選びに行かない?ふゆ君が気に入るのもあるかもしれないし!」
冬「………」コクリ 手をつないで本がある部屋に来ました!
貴「………ふゆ君いいの見つけた?」
そうやってふと見たらふゆ君はもう、本の世界に入っていた。チラッとみたけど、英語の本で私はよくわからないけどとりあえずすごいことはわかった。私も近くにあったミステリーを読みはじめた。
しばらく、本を読んでいたらポスッと音がした。ふゆ君が本を読みながら寝ていたのだ。私は、近くのブランケットをかけてまた本の続きを読みはじめた。
お昼を過ぎても、ふゆ君は目を覚ますことなく可愛いお顔で眠っていらっしゃいます。本当綺麗だわぁ と思いながら髪の毛を撫でていたら、ふゆ君が目をあけた。
貴「あっ、目が覚めたんだね?おはよう
お昼はふゆ君寝てたから、ご飯食べれなかったし少し早めにご飯にしようね?」ニコッ と言うとふゆ君は目があまり覚めていないのか、私の方にフラフラと来て抱きついて来た。 やばい倒れそうなくらい幸せだわ♪ でも、しばらくしたら目が覚めたみたいですぐに離れて行った。 グスン泣私悲しい

ー冬獅郎saidー
俺は部屋に入った時はっきりいって驚いた。部屋の壁一面に大量の本があって、面白そうな本もいくつか見つけた、でも、本をしばらく読んでいたら眠くなっていつの間にか寝てしまっていた…昔の俺なら人の前では絶対寝たりしなかったし、第一周りの奴に気を許してはいなかったからこんな落ち着く雰囲気もなかった。ふと、頭を優しく撫でられている事に気づいた。とても暖かく心も満たされたような感じがした。目を開けると、あいつが「あっ、目が覚めたんだね? おはよう お昼はふゆ君寝てたから、ご飯食べれなかったし少し早めにご飯にしようね?」と言われ、こいつは俺が寝ている間も起きるのをずっと待っていたんだと思うと、無性にあいつのそばに行きたくなってあいつに抱きついてしまった…あいつは驚いていたけど、すごく優しい目をして俺を抱きしめ返してくれた。俺は今がすごく幸せだと思った。でもちゃんと目が覚めたら恥ずかしくなって離れたら、あいつは残念そうだった…俺はなぜかそんな目をこいつにはさせたくないと思ってしまった。
in theリビング
貴「ふゆ君は、さっきの本も英語だったけど英語わかるんだ?」 私がふゆ君に聞くと、ふゆ君はコクリと頷いた。 とゆーことは、私が喋れなくても大丈夫かも! これならアメリカにも行ける!
ふゆ君を見ると、なんでそんなこと聞くんだ?と言うような目でみていたので朝の出来事を話すと、あぁと言う目をしていた。お風呂から上がっていたふゆ君とそんな話をしていたら、ふゆ君が私の乾ききってない髪の毛を乾かしてくれた
キュン←これは私当分彼氏とかいらないです。ふゆ君だけいれば全然大丈夫だわ♪
in theマイルーム
貴「ねぇー、ふ・ゆ・君?」と猫なで声で呼ぶと、ふゆ君はビクッとして後ずさりまでされてしまった笑
貴「1人は寂しいから一緒に寝て欲しいなぁー?ダメ?」と聞くと、
冬「………………………………」と長い沈黙の後コクリと頷いてくれた!よっしゃ!いそいそと布団を並べると、ふゆ君が来てもいいように準備した。ふゆ君はノロノロとしながらもちゃんと来てくれたので、私も隣でふゆ君を撫でながら寝た。朝起きて横を見ると、私の服を握っているマイ弟をみて写メったのはまた別の話。