「ほんと飽きねぇよ、お前といると。
どっか休めるところ行くか?」
それは、とてもいじわるで。
そしてとっても優しい言葉だった。
*
*
*
「……ここなら少しゆっくりできるだろ」
わたしは立花くんに連れられて、人気の少ない木陰の腰掛けに座った。
……ずっと苦しいなとは思ってたけど、まさかこんなことになっちゃうなんて。
立花くんにも迷惑かけちゃったし……
「ご、ごめんね……ありがと」
「別に。それより、」
「え? ……って、ひゃああ!? なに、何してるのっ」
突然、立花くんがわたしの腰に手を回して帯をゆるめ始めたんだ。
なんの予告もなくそんなことをされて、わたしは頭がパンクしそうになる。
「なにって……苦しいんだろ? ずっとこのままキツく締めてたら同じだろ」
「そ、そっか……」
「それとも何? 脱がされるとでも思った?」
「っち、ちが……!」
目と目が合うと、その表情はまたいつものごとく。
意地悪く歪む。

