【完】立花くんは愛し方を間違えてる。




「ほんと飽きねぇよ、お前といると。
どっか休めるところ行くか?」



それは、とてもいじわるで。


そしてとっても優しい言葉だった。




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「……ここなら少しゆっくりできるだろ」



わたしは立花くんに連れられて、人気の少ない木陰の腰掛けに座った。



……ずっと苦しいなとは思ってたけど、まさかこんなことになっちゃうなんて。


立花くんにも迷惑かけちゃったし……




「ご、ごめんね……ありがと」


「別に。それより、」


「え? ……って、ひゃああ!? なに、何してるのっ」




突然、立花くんがわたしの腰に手を回して帯をゆるめ始めたんだ。


なんの予告もなくそんなことをされて、わたしは頭がパンクしそうになる。




「なにって……苦しいんだろ? ずっとこのままキツく締めてたら同じだろ」


「そ、そっか……」


「それとも何? 脱がされるとでも思った?」


「っち、ちが……!」



目と目が合うと、その表情はまたいつものごとく。


意地悪く歪む。