【完】立花くんは愛し方を間違えてる。




た、食べたい!?


そ、それって、いったい、どういう……



さらに赤くなったわたしの顔を見て、ニヤリと笑う立花くん。


いつの間にか形勢逆転。




「なに照れてんだよ? なんか想像した?」


「し、してない、してない!」


「本当?」




なんてやりとりをしていると。


ふと、わたしたちふたりをジーッと見つめる湊の視線に気がつく。



ご、ごめん湊……お姉ちゃんのこんな姿、見たくないよね。




「み、湊〜……ごめんね、分かんない話ばっかしちゃって、」



「おれ、分かるよ!」



「へ?」



「おれにも好きな子いるし! こういうときは、邪魔しちゃダメなんでしょ!」



「え、ちょっと、みな───」




わたしが言い終えるよりも先に、「じゃあ、ふたりはごゆっくり!」と、どこで覚えたのか分からない言葉を残して部屋を出ていく湊。