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「立花くん、もう放課後だよ。起きて」
ゆさゆさと体を揺さぶっても、反応がない。
帰りのHR中からずっと寝ているなぁとは思っていたけど……
一向に起きる気配がない!
ゴリちゃん先生のとこ、行かなきゃなのに。
「立花く〜ん……」
放課後で、教室からは次々と人が出て行って、もう残っているのは数人。
その人たちももう帰るそぶりを見せている。
……お、起きない。
昨日夜更かしでもしたのかな?
と、あまりにも起きないので少し、いたずら心がわいて。
少しだけ、そのサラサラとした黒髪に触れてみる。
や、柔らかい。
立花くんが起きてる時は、絶対さわれないもんね…!
今のうちに堪能しよう……って! わたしは変態か!

