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翌朝。
わたしは、教室扉を開けることができないまま、その前で佇んでいた。
……ど、どうしよう。緊張してきちゃった。
この扉を開けたら、席に着いたら、立花くんがいると思うと。
足が、動かない!
昨日、あんな恥ずかしい告白をしたわけで。
それなのに、普通の対応がわたしにできるの……?
というか、よく考えたらわたし達って昨日、り、"両想い"ってやつになったのかな!?
そ、そうだよね?
だって立花くんに好きって言われて…わたしも好きだって返事をしたんだから。
え!? これってもしかしてもう、付き合ってるのかな、わたし達!?
「何やってんだよ、ボーっと突っ立って」
え?
突然聞こえてきた呆れたような声に振り返ると……

