【完】立花くんは愛し方を間違えてる。





もし本当にそうだったら、どうしよう!


わたしと、立花くんが、その……つつ、付き合うってこと!?



考えられない!

むむ無理に決まってる!



なんて。一人で勝手に考えを広げて、想像で赤くなっていると。


ふと、こちらをじーっと見ている立花くんと目が合う。




「な、なに……!?」



「……おまえさぁ、もうちょっと危機感ってもの持ったら?」



「……へ?」




なんでそんな呆れたみたいな顔するのよ。





「平気で男、部屋に入れて。かと思えば、そんなカオして」


「……っ」




そんなカオ、って……この赤い顔を見られてしまったのか。


と、恥ずかしさでさらに赤みが増す。





「これが俺じゃなくても……誰にでもこうすんの?」



「え……?」




これが、立花くんじゃなくても……?


わたしは、こんな風に部屋に入れたりしたんだろうか。



いや、そもそもわたし、立花くん以外にまともに喋る男子なんて……




「ていうか、襲って欲しいの? 俺に」