【完】立花くんは愛し方を間違えてる。




「ふぅ〜、今日は疲れた疲れた!」


「疲れた後の風呂は気持ちいいね」


「一日中歩いてたもんね、お疲れ、みんな」




わたしと加奈と花鈴の3人は、

自分たちの部屋に入ってお風呂を済ませた。



この3人でお泊まりとかはしたことないから、こういうのは初めてで何だか楽しみだ。


ワクワクしちゃう!




「そういえばさ、くるみ」


「ん?」



ベッドに横たわってパック姿の花鈴が声をかけてくる。




「立花くんとなんかあったの?」


「っ!?! どどどどうして…!?」




な、何でそんなこと分かるの……!?




「だって立花くんがくるみを探しに行って二人で戻ってきた時からずっと、くるみ立花くんのこと見ようとしないしさ〜」



「え!?」



「なんか挙動不審だし。立花くんの方は変わらないように見えたけど……でも、なんかあったのかな? って思うでしょ普通」




う、うそ……

わたし、普通にしてたつもりだったのに。



立花くんも気づいてた……のかな?


普通気づかないはずないよね。