バタンッ
「...あぁ。おはようございます。」
リビングの扉が開くと同時に拓人と3人の男がリビングに入ってきた。
「..........暁...」
「あ、翔。.....おは.....」
無表情、無口が基本である四男の翔(しょう)。
そんな翔は、私の名前を口にしたかと思うと私に抱きついてきた。
そして、私の返事を遮るように私にキスをしてきたが、
すぐに顔を離した翔は、私を優しく抱き締めてきた。
「ちょっとー!!暁ちゃんの彼氏だからって翔ずるいー!!
僕だって暁ちゃんの事抱き締めたいんだからー!!」
そんな声がしたかと思うと、私を後ろから誰かが抱き締めてきた。
後ろを見てみると、
少し甘えん坊で甘いマスク、そんな五男の綾斗(あやと)だった。

