【誄歌side】
ガラッ…
「おはようございます」
「うわー!アッキーかっけえ」
「アッキーかっこい♪」
白いタキシードで現れた先生。
ドキドキ……
先生似合いすぎです…。
「恥ずかしいので、あまり見ないでください」
若干俯きながら出席をとる先生。
「誄歌、どう?アッキー」
「…い、いいと思う」
「もー!照れちゃって!可愛い♪」
クラスメイトの男の子は黒いタキシードだけど先生だけ白とか……
しかも似合ってるし。
「はい……では、文化祭1日目頑張りましょう」
「「はーい」」
みんなが散っていく。
私も売り場準備しなきゃ…。
「あの、如月さん」
「…?」
「写真お願いしたいんだけど!一緒に。いい?」
男の子三人に言われ…どう反応したらいいか分からない。
正直困る。
「あ、如月さん。アッキー呼んでたよ?」
「え、ありがとう。卯月くん」
卯月くんのありがたいお助けー!
先生が呼んでたってなんだろう。
「先生」
「ん、ああ」
「話ってなんですか?」
「何もねぇよ。ただ困ってたから…」
え、それ気付いてたの…?
「ありがとう先生」
「ん。気を付けろよ」
「はい!」
「そうだ。今日は俺ら呼び込みらしい」
「えっ?先生と?」
「…なに、嫌なの?」
「いえ!違います!そんなじゃないです…」
先生と呼び込み……。
先生が大きめの段ボールで作られた宣伝用のボードを出した。
「これ持ってやれだって」
「…はい。呼び込みって私と先生だけ…?」
「らしい」
先生と2人!!
嬉しい…!!

