【明希side】
俺のすぐ後ろで小走りぎみについてくる如月。
ここ最近で気がついたけど、たぶん俺は如月のことが気になってる。
一緒にいたい。とか支えてやりたい。とか思うんだ。
教師をしてると敬語が癖になってくる。
まぁ少しでも教師らしく見えるように。
俺はまだ新人に近いし、いまだに高校生に間違えられる。
せめて言葉遣いだけでも…っていう感じ。
如月には教師としてではなく、男として見て欲しいと思う自分がいる。
だから如月には普通の俺で接する。
「……」
「如月」
「…はい」
「隣、来いよ。俺の後ろでまた転んでもすぐに気づけねぇだろ」
「…!もう転びませんよ……」
どうだかな。
こいつ、すげードジなの知ってるし。

