運命の相手は先生?!





「ちょっと〜!霜月先生と会ってた?!」

「え…まぁ…たまたま」

「なによそれ〜!屋上のこと何か言われたでしょ?」

「うん…だけど免れたよ」

「それなら良かった」



さっきしまったパンを再び開けて食べる柊花。


ニコニコしながら…食べてる。


卯月くんに借りれたのが嬉しかったんだろうなぁ。



「てか、さっき教室行ったとき女子たちが霜月先生かっこいいって騒いでたわよ」



…え。

そうなんだ…。


やっぱりかっこいいもんね。



「なに落ち込んでるの〜!」

「別に落ち込んでなんか…」

「そうやって隠さないの!きっと誄歌の運命の相手なんだよ」



そうなのかな……。


でも正直、先生に対してドキドキしたり…

さっきの話聞いて気分落ちたり…



だけど私…まだ先生のこと何も知らない。