ーあなたへー

あの時の私は後先の事を何も考えず、自分の事しか考えてなかったんだ。

あの時、どうしてあんな風に言われたのか想像も出来なかった。

あなたが私を突き離すのには意味があった。

あなたはいつだって先の事まで考えてくれていたんだ...。

いつだって自分の事より人の事、私の事を1番に考えてくれていた。

そんなあなたの優しさがいつも嬉しくて溜まらなかった。
私はその優しさに甘えてばかりだったね‥‥。

ごめんね‥‥。

私は少しでもあなたに近づきたかったんだ。
あなたの後ろ姿ばかり見るのではなく、寄り添って歩きたかったんだ。

私は‥‥。

あなたみたいになりたかったんだ‥‥。