ー感情の変化ー
「ねぇ先生、もし今度の薬が合わなかったらどうなるの？」
「また、違う薬を試してみる」
「一生、それの繰り返し？」
「ん？どうかした？珍しいねー！ミカちゃんがそんな事聞いてくるなんて‥‥最近真面目に検査も受けてくれてるし」
「別に‥‥聞いてみただけ」
ミカが照れくさそうに言った。
「ねぇ、もしかして彼氏出来た？それとも大切な物を見つけたとか？」
「物じゃないけど、大切な人は出来た」
「えっ？じゃ、やっぱ彼氏？」
「ううん違う、友達」
「友達？」
「うん、親友」
そう答えるミカの顔を見た月島はその友達の存在がミカにとってどれだけ大きな存在なのかがすぐに分かった。
ユリアに出会うまでのミカは検査をよくサボり、決められた薬も飲まない日など度々あった。そんなミカが急に真面目に検査を受けたり、新しい薬を試したりしている姿を見た担当医の月島は嬉しかった。
「ねぇ先生、もし今度の薬が合わなかったらどうなるの？」
「また、違う薬を試してみる」
「一生、それの繰り返し？」
「ん？どうかした？珍しいねー！ミカちゃんがそんな事聞いてくるなんて‥‥最近真面目に検査も受けてくれてるし」
「別に‥‥聞いてみただけ」
ミカが照れくさそうに言った。
「ねぇ、もしかして彼氏出来た？それとも大切な物を見つけたとか？」
「物じゃないけど、大切な人は出来た」
「えっ？じゃ、やっぱ彼氏？」
「ううん違う、友達」
「友達？」
「うん、親友」
そう答えるミカの顔を見た月島はその友達の存在がミカにとってどれだけ大きな存在なのかがすぐに分かった。
ユリアに出会うまでのミカは検査をよくサボり、決められた薬も飲まない日など度々あった。そんなミカが急に真面目に検査を受けたり、新しい薬を試したりしている姿を見た担当医の月島は嬉しかった。
