「ユリア、これ私からのクリスマスプレゼントだよ」
ミカがユリアにプレゼントを渡した。
「ありがとう、開けてもいい?」
「いいよ、たいした物じゃないけど‥‥」
プレゼントの中身は『数珠』だった。
「数珠って高いんじゃないの?」
「別に値段じゃないよ」
よく見ると数珠の2つの石にイニシャルが書いてあった。
1つには『M』もう1つには『Y』だった。
「これね、石にイニシャルを掘ってもらったんだよ。ほら、私もお揃いで色違いにしたんだ」
ミカの手首には前から付けているリオトから貰った数珠とユリアとお揃いの数珠が付いてあった。
「本当にいいの?嬉しいーありがとう」
「まぁ、ユリアがくれたプレゼントに比べたら、たいした物じゃないけどね」
「そんな事ないし、何かミカとずっと繋がってるみたいだね!ってごめん、キモイね」
「ううん、いいんじゃないキモくて。だって私らバカップルでしょ?」
笑いながらミカが言った。
「あの‥‥」
「はいはい、分かった分かった、泣いていいよ」
「まだ、うぅぅ‥‥言って‥‥ない」
泣きべそをかきながらユリアが言った。
「最後まで聞かなくても、分かるって言うかもう、泣いてるから」
ミカが笑った。
そして2人で笑った。
「おい!!」
2人がカウンターで仲良くしていると後ろから声をかけてきた。
その正体はお酒に酔ってる三井だった。
三井がミカの顔の横に手を伸ばして‥。
「ワシの分は?」
「はぁ?」
「だからワシの分!」
「だから、何?」
「プレゼント!」
「あるわけないじゃん!!」
「このっ!けちんぼが!!」
三井は相当、お酒に酔っていた。
「けちんぼって」
「じゃあ、佐田!お前のそれ(数珠)ワシにくれ!」
「あげるわけないじゃないですか」
「けちんぼ!!2号め!ふーんだ!!」
三井は頬を膨らませた。
「あの~、ぶりっこしても全然可愛くないですよ」
「うっせぇー!!」
「ふっはははー」
それを見ていたみんなが笑った。
そしてこの日、ミカとユリアにとって一生忘れられない『クリスマス』になった。
ミカがユリアにプレゼントを渡した。
「ありがとう、開けてもいい?」
「いいよ、たいした物じゃないけど‥‥」
プレゼントの中身は『数珠』だった。
「数珠って高いんじゃないの?」
「別に値段じゃないよ」
よく見ると数珠の2つの石にイニシャルが書いてあった。
1つには『M』もう1つには『Y』だった。
「これね、石にイニシャルを掘ってもらったんだよ。ほら、私もお揃いで色違いにしたんだ」
ミカの手首には前から付けているリオトから貰った数珠とユリアとお揃いの数珠が付いてあった。
「本当にいいの?嬉しいーありがとう」
「まぁ、ユリアがくれたプレゼントに比べたら、たいした物じゃないけどね」
「そんな事ないし、何かミカとずっと繋がってるみたいだね!ってごめん、キモイね」
「ううん、いいんじゃないキモくて。だって私らバカップルでしょ?」
笑いながらミカが言った。
「あの‥‥」
「はいはい、分かった分かった、泣いていいよ」
「まだ、うぅぅ‥‥言って‥‥ない」
泣きべそをかきながらユリアが言った。
「最後まで聞かなくても、分かるって言うかもう、泣いてるから」
ミカが笑った。
そして2人で笑った。
「おい!!」
2人がカウンターで仲良くしていると後ろから声をかけてきた。
その正体はお酒に酔ってる三井だった。
三井がミカの顔の横に手を伸ばして‥。
「ワシの分は?」
「はぁ?」
「だからワシの分!」
「だから、何?」
「プレゼント!」
「あるわけないじゃん!!」
「このっ!けちんぼが!!」
三井は相当、お酒に酔っていた。
「けちんぼって」
「じゃあ、佐田!お前のそれ(数珠)ワシにくれ!」
「あげるわけないじゃないですか」
「けちんぼ!!2号め!ふーんだ!!」
三井は頬を膨らませた。
「あの~、ぶりっこしても全然可愛くないですよ」
「うっせぇー!!」
「ふっはははー」
それを見ていたみんなが笑った。
そしてこの日、ミカとユリアにとって一生忘れられない『クリスマス』になった。

