FOREVER FRIEND

ーパピヨンにてー

「あの2人、どうなったんだろうね?」
ルイが嬉しそうに言う。

「多分、いや!!絶対うまくいってると思いますよー」
「じゃあ、そのままこっちに来ないかもねぇ~」
「それはそれでいいんじゃないですか!」
2人が楽しそうに盛り上がっていると

『ガチャッ!!』
ちょうど店のドアが開いた。

「メリークリスマス♪」
ミカとリオトだった。

「あれ、来るの早くない?せっかくなんだから何でもっと2人の時間過ごさないの?」
ルイが残念そうに言った。

「今更、そんな仲でもないし。ミカがユリアちゃんに早く会ってお礼が言いたいって言うから早めにきた。後、ちょー寒かったし」

ミカが車いすから降りてユリアの元まで歩いて近づいた。

「ミカ!?」
「大丈夫、これぐらい歩いても負担にならない」
ミカがユリアに抱きついた。

「ユリア、最高のクリスマスプレゼントをありがとう!!ユリア、大好きだよ!」
ミカが強くユリアを抱きしめた。