「ミカ、それは間違ってるよ!!」
「!?」
「ミカのその気持ち、ちゃんと本人に全部話した方がいい」
「無理だよ‥‥」
「無理じゃない!!」
ユリアが何故か急にミカに自分の携帯を向けた。
『お前、バッカじゃねぇーの!!』
「えっ!?」
ユリアに向けられた携帯からリオトの声が聞こえてきた。
ミカは驚いた。
「ミカごめんね、途中から携帯をスピーカーで繋いでたの」
「電話の相手はリオトさんだよ、はい」
ユリアが持っていた携帯をミカに渡した。
「‥‥もしもし」
ミカが気まずそうに話した。
『今そっちに向かってるから、そこで待ってろ!!』
電話はすぐ切られた。
リオトの声は明らかに怒っているように聞こえた。
「ミカ、メリークリスマース!!
私からの『クリスマスプレゼント』だよ」
「えっ」
「私のプレゼントはリオトさんだよ」
「でも私は‥‥」
ミカが泣きそうな声で言った。
ユリアは車椅子に座っているミカの前にしゃがみ、優しく手を握った。
「ミカ、誰に遠慮してるの?リオトさん?それとも自分?本当は自分が1番傷つきたくないだけじゃない?
『病気だから』『長く生きられないから』って恋愛してはいけない理由なんてないんだよ!だから自分の気持ちに正直になって。私はミカに幸せになってほしい」
「ユリア‥‥でも、私は今更どうしたらいいのか分かんない」
「大丈夫‥ミカの正直な本当の気持ちをリオトさんにぶつけたらいいと思うよ」
「できるかな‥‥?」
「大丈夫、ミカなら出来るよ」
ユリアはミカが照れくさそうにそわそわしている姿を初めて見た。
今のミカの顔は完全に恋する乙女の顔になっていた。ユリアはそんなミカの姿を見て可愛く思えた。
「!?」
「ミカのその気持ち、ちゃんと本人に全部話した方がいい」
「無理だよ‥‥」
「無理じゃない!!」
ユリアが何故か急にミカに自分の携帯を向けた。
『お前、バッカじゃねぇーの!!』
「えっ!?」
ユリアに向けられた携帯からリオトの声が聞こえてきた。
ミカは驚いた。
「ミカごめんね、途中から携帯をスピーカーで繋いでたの」
「電話の相手はリオトさんだよ、はい」
ユリアが持っていた携帯をミカに渡した。
「‥‥もしもし」
ミカが気まずそうに話した。
『今そっちに向かってるから、そこで待ってろ!!』
電話はすぐ切られた。
リオトの声は明らかに怒っているように聞こえた。
「ミカ、メリークリスマース!!
私からの『クリスマスプレゼント』だよ」
「えっ」
「私のプレゼントはリオトさんだよ」
「でも私は‥‥」
ミカが泣きそうな声で言った。
ユリアは車椅子に座っているミカの前にしゃがみ、優しく手を握った。
「ミカ、誰に遠慮してるの?リオトさん?それとも自分?本当は自分が1番傷つきたくないだけじゃない?
『病気だから』『長く生きられないから』って恋愛してはいけない理由なんてないんだよ!だから自分の気持ちに正直になって。私はミカに幸せになってほしい」
「ユリア‥‥でも、私は今更どうしたらいいのか分かんない」
「大丈夫‥ミカの正直な本当の気持ちをリオトさんにぶつけたらいいと思うよ」
「できるかな‥‥?」
「大丈夫、ミカなら出来るよ」
ユリアはミカが照れくさそうにそわそわしている姿を初めて見た。
今のミカの顔は完全に恋する乙女の顔になっていた。ユリアはそんなミカの姿を見て可愛く思えた。

