「最後までしねぇ。

できるだけ見ねぇようにもする。


だから力抜いとけ。」




そう言われたところから先は記憶が曖昧で、



ただ自分じゃないみたいな声が口からこぼれて

恥ずかしくて、でも気持よくて



ふわふわと夢を見ているような感じで










あたしは自然と瞼が落ちていった。