「とりあえず、上がれよ。」
遅れてきたことを、一応気にしているのか、玄関の片隅に荷物をまとめて、不安げな顔をして俺を見上げたまま動かないそいつに、俺は声をかけてやった。
「…はい。/
ありがとうございます。/」
お礼を言った後、小さな歩幅で、俺の背中についてくるようにして歩くその姿は、まるで小動物のようだ。
【ガチャ】
「とりあえず客室のソファーにでも居てくれ。今あったかいお茶でも入れっから。」
「いえ!私がやります!というか、お構いなくっていいですからっ!!」
「…くっ、くっくくく……//」
なんだその、変な日本語は//
ああー…
腹いてぇ〜……/
「あっ!あの!//え〜っと……///」
「いいね…あんた。/
気に入った。
俺の名前は、柏木 遙だ。」
「私の名前は、、/桜木めいです…。//
よろしくお願いしますっ//」
「嗚呼/」

