『好きよりもっと… 愛してる。』



ーー遙sideーーーーーーー




【ピーンポーン!!】





午後10時






誰が『もうすぐ来る!』だ;;





あの電話から半日も経ってんじゃねぇか!!!






それともあれか?




住み込みだから何時に来ても構わねぇだろうとでも思ってんのか???






PCの前から立ち上がり、俺は今日から来るっていう住み込みの家政婦さんを
【仕方なく】家に招き入れるため、玄関へと向かった。






正直な話、加代さんが2日に一度は、
溜まった洗濯物や洗い物、掃除なんかもしに来てくれるから、





食事と風呂以外は、特にやらなきゃならない家事はない。





けど、ぶっちゃけ食事だってコンビニでなんとかなるし、




風呂だって、電車で一駅行けば、駅前からちょっと歩いたところに、いかにも昔ながらって感じの銭湯があるから、
生きるのにさほど不便なことはない。






…いくら書くのに忙しいとはいえ、
コンビニや銭湯くらい、、、自力で、、、、





いやっ、;




確かに!連載とか、色々仕事が多いと、食 一食や二食食べるのを忘れたり、
銭湯行ったまま、なかで寝ちまったりとかすることは!確かに時々あるが………;






【ガチャッ】




「お邪魔します。」




「……あ、………嗚呼;」






会ったら、色々と文句を言ってやろうかと思っていたが、、、





思ってたより……




随分と若い小娘じゃねぇか……;;;





こんな、腕なんか、ちょっと触れただけで折れちまいそうなガキに、




やれこんな遅い時間に来やがって!とか、怒鳴るのは、どうも気が引ける。





……てか、おい、いくつなんだこいつ?






黒いパンツに茶色のベルト、上は白のタートルネックに紺色のカーディガン





こんな地味な格好してるからまだいくらか老けて見えるが、



実年齢は、まだ二十歳そこそこのガキなんじゃねぇのか……?




いくらなんでも、30歳間近の男と、
こんな若い女がひとつ屋根の下、一緒に暮らすってのは…




世間的に、、どうなんだ………???;