甘酸っぱい恋の味


今の何だろう、こんなの久しぶりで何だかすごく懐かしい気分。



頭の中がぽわ〜んとしてきた時にいきなり、ガタっと音がして我に帰るとさっき見たはずの綺麗な顔が近くにあって



『ち、ちょっと!』



『駿』



いきなりそう言った後



『俺の名前』



駿くんって言うんだ。



にしてもこの距離は何だ!



きっと私の顔真っ赤だ。



こんなきれいな顔が近くにあったらきっとみんなイチコロなんだろうななんて思っていた。



『駿くん、離れて・・・!』