瑆の小さな顔は黒くさらさらのロングの髪が余計に引き立てていた。

いわゆる美人って奴だ。
たまに、こんな私が親友でいいのか疑いたくなるくらい完璧。

「深音、あんた次英語だけど英和辞典いいの?」
「あ、忘れてた。優筴に借りてくるね」

といって席を立った

私たちの、英語の先生は学校一厳しい先生と言っても過言はないだろう…

忘れ物しただけで、一時間説教だ、だからみんな絶対に忘れ物なんてしないのだ

「優筴~?」
私は優筴のクラス、F組に顔を出し
昼休みで賑わったクラスを見渡す
私はE組で優筴はF組なのだ

隣のクラスなのに知らなかったんだよね~笑