外からは蝉の声が聞こえてクーラーのない部屋はさらに暑さを感じさせた ーピーンポーン、ピーんポーン 何度もなるチャイム。 うるさいなぁ 「…ままぁ〜、ででよ〜」 返事がない あ…まま仕事か 私は再び重い体を起こして玄関のドアを開けた。 「…ん…まぶし…」