「行くぞ。この会食、何が何でもこちらの風向きにしてやる」 「そうこなくっちゃ!」 洋輔は、スタスタと社長室を出て行き、圭人は慌ててその後ろを追いかけて行った。 2人の運命は、洋輔に託されたと言っても過言ではなかった。