「確かにそれに関しては否定できないし、過去は変えられない。だけど、今日からの俺の未来は全て美優に捧げるから」 「っ……洋輔さん…」 「美優は俺にとって最後の女だから。…だから、信じて?」 「っ…グスッ…」 美優は洋輔の言葉に、思わず涙が溢れた。 「勿論、美優にとっても、俺が最初で最後の男だろう?」 「……っ……」 「この意味、わかるか?」 「っ…はい…」 洋輔の言った言葉の意味を理解した美優は、嬉しそうに微笑んでいた。