ふあぁぁっ。


バスの中のちょうどいい温度のせいで私はものすごい睡魔と戦っていた。



「柊ちゃん大丈夫?寝不足?」



「ちょっと今日変な夢見ちゃって...」



「もしかしてまた子供の時の?」



「うん...」



私は最近子供の時の夢を見る。



決して良い夢ではないが...



「もー、その夢のせいで寝つきよくないし、朝から最悪だよ(笑)」



私の夢の話をしていると、あっという間にバス停に着いた。