恋日和〜春〜






「あ、俺のことは“大希”って呼んでね」
「は、はい…花村…音和です…。お願いします。」
…なぜ、大希先輩はここにいるのだろう…。
「は、悠くん…なんで…」
そこまで言うと説明してくれた。
さっき渡し忘れた資料を届けに来てくれたらしい。そしてそのついで?に御夕飯に誘ったんだとか。
「…あれ、お母さんは?」
「和と夕飯の買い物に行った。」
「そっか……あの、もう少し寝ていてもいい?」
「あぁ。夕飯になったら起こすよ。」
「ん…ありがとう。」