「あぁ。教員・生徒合わせると10人超える。」
なぜそんなに…?
「音和…この学園、高瀬財閥系列だからね?」
と悠くん。
高瀬……え、ふたりは御曹司……?
「そうだったのね…⁉︎、、、2人は御曹司…?」
首を縦に降る高瀬くんと時希くん。
「そ。一応ね。そんでもって学校法人高瀬育英会白百合学園大学附属高等学校。…だからね、“高瀬”って呼ぶといろんな人が振り向くよ?」
「じゃあ…涼…くん?」
「くくっ…!ダメダメ!涼に“くん”付けちゃ。似合わなすぎるっ…!!」
「じゃあ、涼さん?」
「音和、それはどこかの漫画の主人公だよ」と悠くん。
時希くんはガハハと笑っている。

