「あの、電話に出てもいいですか? 」 「お構いなく」 「ありがとうございます」 お父さん、どうしたんだろう…… 「お父さん?」 『音和、申し訳ないんだが、しばらく仕事で帰れそうにないんだ……』 「そう……無理しないでね? 」 『あぁ。それから、京香も仕事でしばらく帰れなくなった』 「……そっか。あとでメール送っておく。あのね、悠くんも金曜日から出張らしくて……」 『あ、和もしばらくサークルで遅くなるって言ってたんだよな……』