玄関へ向かう途中、体育館の側を通ったら、ユニフォーム姿の涼と林田くんに会った。 部活の見学に行った事はあったけど、その時は練習着だったからユニフォーム姿は初めてで…… 「あ、音和じゃん」 「林田くん……と、涼……」 「音、帰り?」 「……う、うん」 見慣れない姿にうろたえる。 「涼、先行ってる。音和、バイバイ!」 「あぁ」 そう言って林田くんはいなくなってしまった。 「あ、ごめんね!私も帰るから……」 「いや、話しかけたのこっちだから……玄関まで送る」 それはとても嬉しい……でも……