10分くらい前に大希が図書室へやってきた。大希は音の居場所を聞き、そっちへ向かった。


こちらにはたまに笑い声が聞こえる。……何を話してるんだ……
「……気になる? 」
悠都さんに聞かれ、はっとなる。
「……気になるように見えました? 」
「あぁ。すごく」
「……音のところ行ってきます」
「いってら〜」