食事が終わって、洗い物をする。この作業は基本私が担当している。
洗い物を終え、パンフレットを取りに自室へ。
リビングへ行くとお母さんたちはテレビを見ていた。
「お父さん、お母さん、悠くん、相談があるの」
「どうしたの?」
「これなんだけど……」
そう言ってパンフレットを差し出す。
「最近ね、車で酔っちゃって毎朝保健室へ行ってるの。そしたら涼が勧めてくれた。学園の敷地内にあって病院も近いの。どうかな……」
「莉音に聞いたよ。俺は賛成する」
「離れたところにいるのは心配だけど……病院へ通うのも学校へ通うのも、音和だもんね。」
「そうだな……心配だけど音和がそれでいいなら、お父さんも賛成だ。かかりつけの病院が近くにあるのは安心だしな。」
「ありがとうっ」
「確か雅寮の管理は椿希だったはず」
「時希くんのお姉さん……?」
「そう。俺の同級生だよ。明日、高校の同級生と飲みに行く約束で、椿希も来るから詳しく聞いとくよ」
「本当にっ⁉︎ ありがとう!」
何だかあっさり許可をもらえてしまって不思議な気持ち。

