君色〜キミイロ〜



―ガチャ…


ドアを開くと


やっぱり美人さんばっかり。


肩身狭いなぁ…。


荷物を手に持ち移動しようとすると


―トントン


誰かに肩を叩かれた。


「…ん?」


「宮崎莉緒さん…?」


驚いて振り返ると


そこには美咲さんが立っていた。

「あっ……」


美咲さんは少し恥ずかしそうに
お辞儀をして耳に髪をかける。


「お久しぶりです。」


―可愛い人…。


思わず胸がチクリと痛んだ。