「キス、してきて??」


なんてかましてきた。

もちろん、あたしからなんてとてもじゃないけど出来ない。
まだ1回しかしたことないし、絶対下手くそ…。

「ぜぜぜったい、無理っ…。」

「ふーん、んなイイワケだ~め♪」


そんなイヂワルを子供みたいな顔言ってると思ったら、
今度は突然……ディープキス。


「んんっ、んぅ…。」


呼吸の仕方すら分かんないあたし。
それでも止めてはくれない…。


「っんはぁ…。」

「分かった?こーやるんだよ。」


あたしはもう、クタクタ。

―――田之っ、ま、まーくんっ、1つ忘れないで下さい。
ココは職員室です…///