アル+五十嵐×ユキ


「お疲れさまですチーフの好きなチーズケーキ持ってきました」

「五十嵐くん?あ、ありがとうございます」


営業時間が過ぎ、パソコンとにらめっこしている東城に近づく五十嵐。彼もキッチンを締めたばかりだ。


「終電の時間は大丈夫ですか?」

「今日はここに泊まっていきます完成させたいメニューがあるので。チーフこそ間に合わなくなっちゃいますよ?」

「いいんです、私も月末なので決算関係をやらないと」


チーフと2人っきり…
そんなシチュエーションが五十嵐を興奮させた。


「じゃあとっとと食べてやっちゃいますか」



◇◆◇



「ン、ンンッ///」

「チーフ、かわいい…」


五十嵐の荒々しいキスに力が抜ける。
自分より一回りも年下の青年に翻弄され目尻に涙がたまる東城。
アルベルトとはまた違うがっつくようなそれに、グズグズにされる。
五十嵐の切ない気持ちを告げられてから、アルベルトに懇願し三人で一緒にいることになったユキ。

「も、もうアルベルトが、きます、から、ンン///」


熱気で窓ガラスがくもり、それと共にノックが聞こえる。


「もう、いかないと…あ、っんん///」

「もうちょっとだけ…」


首筋をなめられ逃げる東城。
やっとの思いでドアをあける。


「アルベルト、お疲れさまです…寒かったですか?」

「ただいまユキ…うん、あたためてくれるかい?」


抱き合い東城から啄むようなキスを送る。それにじれったくなったアルベルトが後頭部を支えディープキスに変える。


「ンンッ、はっあん///アル、ベルト五十嵐くんが…っンンッ、」

「いけない子だ…僕とのキスの最中にほかの男の名前を呼ぶなんて」

「…///」


やっと離れたアルベルトの唇。


「大丈夫ですか?」

「はい///支えてくれてありがとうございます」

「…で、五十嵐くんはどこまでユキを触ったのかな?」

「お教えする義務はないと思いますが」


これではケンカになると思ったユキは仲裁という名目のカプチーノとエスプレッソを淹れる。


「アルベルトも五十嵐くんも落ち着いてください」


心労が絶えない東城。


「それじゃチーフ、メニュー完成させてきます…アルベルトさんにいじめられそうになったら呼んでくださいね」

「僕がそんなことする訳ないだろう?」

「がんばってくださいね」


五十嵐はほっぺにキスすると厨房に戻っていく。



「ふふ、これでやっと僕だけのユキだ」

「アルベルト、もうちょっとで決算処理終わりますからカプチーノを飲んでまっていていただけますか?」

「…ムーリ。ユキの邪魔はしないから抱きしめててもいいかい?」

「どうぞ///」



◇◆◇



「ユキ、どうしたの?手が止まっているよ」

「あ、アル…っ邪魔しないって…///」


乳首をこねくられ、下半身が反応してしまう。
なんとか処理は終えたものの、抵抗ができない。


「クス…下着をこんなに濡らして、気持ちよかった?」

「はい…///」


ぐったりする東城。


「で、五十嵐くんにどこまでされたの?」

「そ、そんなの言えません」

「じゃあ体に聞こうかな」


ヌルヌルのペニスをしごかれ、すぐ体が熱くなる。



「は…ん、くぅ、ん///」

「ここは大丈夫みたいだね」



東城の体がピンクにそまり、やがて絶頂を迎えた。


「かわいいユキ…僕だけのだったのに」

「もう…すねないでください」


五十嵐が戻ってくる音がきこえさっと服を直す。


「東城さん、風呂できてるんでゆっくりしてきてください」

「ありがとうございます、スマイルおいで」

「ユキ、僕も」

「今日はスマイルのお風呂の日なのでダメです」

「(´_ゝ`)(絶対あとでいってやる)」

(備え付けのモニターでチーフの…v)