「きんたの為に焼いたんだぁ☆明日渡そうと思ったけど熱いうちに食べてもらいたくて…!」

…あぁ…どうも…つーか

「まこ、泣いてたじゃん」

「あぁ…ゴミが目に入っちゃって…」

…俺の心配は何だったんだああぁぁぁ!?

「あっ…!そっか〜何もなくてなによりだよ…」

「お父さんに見つかるとやばいからまた明日ね」

まこはクッキーをいれた箱を俺に渡すとそそくさと家に入っていった。

…取り残された…俺…
一体…なんなんだ!?