童貞脱出大作戦☆



……どっちだ!?

「わかった、じゃあ俺が203へいくよ。」

「……うん…。」

と、いうことは…俺が
208だ…。

どうなんだ…
当たりか…ハズレか…。

俺はドキドキで震える
手で鍵を鍵穴にさした。

そして……。

「いらっしゃいませ☆」

元気のいい声が俺を迎える。
女の子が正座をして待っていた。


か、か、可愛いッ!!


ムチッとした色白の子…俺のドストライク!!


「可愛いね〜↑↑」

「え〜全然ですよ〜!」

謙虚で明るい女の子…
俺は…この子とこれから…………だなッ↑↑

頭の中で勝手な妄想を
ふくらます。

「………。」

何を話したらいいのかな…こういうとき……。