『もう、お外真っ暗になっちゃったから葵はお家に帰るね!
__くんまたね!!』








『じゃあ僕も帰るね!


















"またね!!"』





葵は男の子に背を向けて歩き始めた


その背中はどこかまた男の子に会えるのを楽しみにしているかのようだった





しかし








"またね!"という約束が守られることはなかった。








葵は家に帰宅途中に光に包まれ消えてしまった。



もとから彼女はいなかったかのようにその場は静まり、静かな風がふく