ここから始まる

「栞だめ。栞は今日は俺とデートして?



甘い声で囁かれる夢のような言葉。

そして一気に赤くなる顔。

目の前の春香に至ってはすっごい嬉しそ

うに目を輝かせている。

「なっ!デートってっ!」