ここから始まる

「やっぱそういうことになるよね。」

私は赤くなった顔を隠すように机に

突っ伏した。

「よしよし。一つ大人になった栞に

今日は特別に奢ってあげよう!」

そんな春香の声に顔をあげる。

「だから今日は私と放課後デートよ!」

「うんっふがっ!!!」