ここから始まる

あほかこいつは。

「栞の前でこんなこというか。

っていうか名前呼ぶな。」

自分でもビックリする。

他人に干渉することは面倒だとずっと

思っていたのに。

栞のことになると、自分で自分を制御

できない。